セックスレスの原因の一つにコミュケーション不足があります。
セックスレスになってしまった場合のコミュケーション不足はどのように解消すればいいのでしょうか?
今回は男性、女性問わず両方が意識した方がいいコミュニケーション方法についてご紹介しますね。
セックスレスの解消のために意識したいコミュニケーション方法
何年たっても仲の良い夫婦やカップルと、時がたつほど険悪になる夫婦やカップルの違いは、どこにあるのでしょうか?性格?年齢差?経済力?価値観が合うから?セックスの回数や相性でしょうか?
正解は「コミュニケーションの質」です。
量ではなく、質が良いのです。
いくら会話量が多くても、怒りをぶつけあったり、傷つけあう会話では仲は深まりません。
価値観が全て一致する人もいませんし、セックスの相性は“合う”ものではなく“合わせていく”ものです。
何十年でも愛し合っているカップルは、お互いが全く別の人間であることを理解し、質の高いコミュニケーションをコツコツ積み重ねています。
では、会話の質を高めるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
ここでは、会話の質を高める3つの工夫をご紹介します。
1.相手の話を最後まで聴く
人は本能的に「自分を理解して欲しい」という欲求があります。
その欲求を満たしてくれる相手には好意を寄せ、自分の重要性を感じて満たされます。
さらには相手の期待に応えたいと感じ、行動を改善するようにもなります。
単純に、自分を無視する人より話を聴いてくれる人のほうが好きになりますよね。
ですから、相手にどんどん話してもらいましょう。
途中で話をさえぎらず、「。」まで聴いてください。
聴きながら相槌を打つと、会話にリズムと一体感が生まれます。
ある男性芸人は妻の愚痴を聴く際、「うんうん/へえ~/なるほど~」を繰り返すだけで、15分もあれば妻の機嫌が回復すると語っていました。
相手の話を最後まで聴くは、相手との信頼関係の基礎を固める上で基本となります。
意識的に実践してください。
2.自分の意見を述べるときは、相手の意見に共感してから
夫婦やカップルで何かを決めるとき、価値観や意見の違いで衝突することもあるでしょう。
その際「でも」「だって」「普通は…」と自分の意見だけ述べてしまうと、もう一方は強い否定感を感じます。
それが度重なれば「話しても無駄」と感じて心の距離が離れ、不信感からスキンシップを拒むようになり、セックスレスへと発展します。
「自分の意見を述べるときは相手の意見に共感してから」です。自分の意見を大事にするのと同じように相手の意見も大事に扱うのです。
例えば、女性が「1+1=5」だと話しているとします。
このとき男性が「間違っている!答えは2だ!」と言ったら、そこで会話終了か、喧嘩になるかもしれません。
こんなときは、「へえ、1+1=5なんだ。どうやって考えるんだい?」と、いったん共感して話を聴いてみましょう。
その結果、分かり合えたらラッキー!分かり合えなくても構いません。
否定せず聴こうとした気遣いや、共感の姿勢は伝わります。
そして今度は、相手があなたの話を聴く姿勢になるのです。「でも」の代わりに「へえ」「そうなんだ」。何十年後も仲良しのカップルは、自分を大事にするように相手を大事にしていますよ。
3.「ごめんなさい」で許し合う
人は誰でも間違いを犯します。
完璧な人はどこにもいません。
私もよく忘れ物をするし、悪気なく言ったことで人を傷つけてしまうこともあります。
だからこそ「ごめんなさい」という言葉があるのです。
ごめんなさいとは、「私は言い逃れしません」「反抗もしません」「あなたを傷つけた私を許してください」という「無条件降伏」の言葉です。
無条件降伏する人を責めることは、戦場で白旗を振っている敵を攻撃することと同じ。
痛ましいことなのです。
だから私たちは、相手が「ごめんなさい」をしたら許します。
時間がかかる場合もありますが、受け入れる努力をします。
相手のごめんなさいがどうしても受け入れられない場合は、自分の問題としてカウンセリングを受けましょう。
たいていの場合「同様の出来事で傷ついたことがある」「許された経験がない」など、「ごめんなさい」にまつわる心の傷があります。
ごめんなさいで、お互いの愚かさも未熟さも許し合う。
そんな心がけが質の高いコミュニケーションへと繋がるのです。
セックスレスの原因、コミュケーション不足の解消方法!【お互いに意識すること】:まとめ
セックス レスを回避し、何十年も仲の良いカップルでいるためにはコミュケーションの質を高めていく必要があります。
今回お伝えした3つのコミュニケーションのコツを意識することで、質の高いコミュニケーションをお互いに取れるように努力してみてください!
きっと夜の営みも自然と上手くいくようになりますよ!